やりたいことあれこれ

やっと暖かくなりました。ぽおすこおすは古い木造の建物なので、寒い季節はなかなか店内が暖まりません。お客様に申し訳なく思っていました。暖かくなってきてほっとしています。

さてこれから季節、時期に応じたさりげない工夫を考えたいですね。まずは桜の枝をたくさん飾って「室内花見」ができるように。春の花も増やしたい。夏には風鈴や金魚鉢をおいて、プラネタリウムで天井に星座を投影したり。作家さんを講師に招くアクセサリー教室の第2回目もそろそろ。やりたいことはたくさんあります。

具体化すれば、このブログでお知らせします。よろしくお願いします。

ぽおすこおすの床

店の床についてご質問がありました。

ぽおすこおすの床は、実は仕入れたものをそのまま使ったのではないのです。ネットで注文したのですが、届いてみたら色が明る過ぎて使えない。どうしよう?また別のものを探すか…などと思案していました。しかし裏側をみたらきれいな木目だったので、この裏の面に好きな色を塗ったらいいんじゃない?ということで決着しました。裏返しで使っているわけです。

だからお客様にそのように説明しました。

ぽおすこおすでは、使えなさそうなものをどういうふうに使おうかといろいろと工夫しています。きっとわたしたちは貧乏性なのですね。外したガラス戸を絵はがきを飾る額にしたり、壊れたコップの割れた部分を研磨して花瓶にしたり。そういうことを考えるのはとても楽しいです。

ゆっくりお過ごしください。

昨日はお誕生日会。5名でご予約をいただきました。こういう場合、ぽおすこおすでは、予算はもちろんのこと、どんなものを召し上がりたいのか、どんな食材をご希望か。量は?お酒はどうか?…などをよくうかがって内容を決めます。2時間までとか時間の区切りを決めていません。流す音楽もお客様のお好きなもの、その会の雰囲気に合うものを準備します。ぽおすこおすにいらっしゃる時間はゆっくりと過ごしていただきたいと思っています。

数名でお食事のご予約いただいた場合も、お一人で珈琲を飲みにいらした場合にも、ゆったりとした時間を過ごしていただく。そのためにいろんなことを考えていきたいですね。

アクセサリーや小物、服などもあります。

以前、椅子と机のお話はしましたが、実はアクセサリーや小物、洋服も売っています。それらはすべてお店のオリジナル。店内のいろんな場所にこっそり飾ってあります。

またご希望に応じて、素材を選びデザインいたします。珈琲をお飲みにいらしたついでに、ぜひご覧ください。


ぽおすこおすの珈琲③


珈琲は鮮度が命です。以前も書きましたが、ぽおすこおすでは焙煎直後〜1週間以内での提供を心がけでいます。(しかし人それぞれの好みがあり、焙煎直後より3〜4日たってからのほうがいいよと言われる場合もありますが。)

わたしたちは鮮度が大切と考えるので、店内には少ししか珈琲豆の在庫を置いていません。4〜600gくらいです。ぽおすこおすでは、通常より多めに豆を使って淹れるので、数日ですぐなくなります。焙煎を依頼している方でもあらかじめストックしていないので、発注してから焼いてもらうことになります。「そろそろなくなります」と電話すると「では今から焙煎するので2〜3時間後に」というやりとりをいつもしています。

少しずつ豆を仕入れるのは、おいしい珈琲のためには仕方ないですね。またわたしたちのペースに合わせてくれる焙煎店があることもありがたいことです。

棚をふやす計画


店内に棚をもっと作ろう。毎日のようにわたしたちはそう話しています。どこにどんなやつを作ろうか、何を置こうか。

自宅に帰ると、古道具屋で買ったり、人からもらってきたりして、いつのまにかたまった小物たちがたくさんあって、そういうものを店に飾りたいのです。つまり、出番待ち、下積み生活を送っている小物たちを陳列する棚を増やしたいのですね。

結局のところ、お店の雰囲気の完成というはやってこないのでしょう。日々手を入れ続けてますから。

「おや、飾ってあるものや本がまた増えているぞ」と、来店のたびにお客様に思っていただければ、わたしたちも嬉しいですね。

ぽおすこおすの珈琲②

ぽおすこおすの酸味の珈琲はキリマンジャロです。1種類の豆の珈琲は、どうしても味が単一になります。そこで同じ種類の豆でも、シティローストとハイローストという2種類の焙煎を混ぜることにより、酸味を残しながらも甘みを引き出す工夫をしています。

またどんな器で飲むかということも重要ですね。例えば3〜4人で珈琲を飲む場合に全員が同じ器であるよりも、それぞれ違ったほうが楽しいものです。

陶器であったり木製だったり。素材の違いも楽しみたいです。珈琲を飲む場合のひと工夫。そういうことも大切にしたいですね。